北九州マラソンの攻略法:海風がなければ、フラットで走りやすいコース!
北九州マラソンは、日本の福岡県北九州市で毎年2月の第三日曜辺りで開催される、市民参加型のフルマラソンの大会です。
レースに参加される方への攻略法(アドバイス)をまとめました。
自身としては6回北九州のフルに出走しています。
ペアリレー(2人でフルを走る)は1回出走。
個人的には初サブ3、サブエガ(2時間50分)、自己ベストを出した大会で相性がいいです。
詳細については公式のHPを参照ください。
特徴
北九州マラソンは、大規模な都市型のマラソン大会です。
フル以外にもペアリレー(2人でフル)、20.7キロマラソン、ファンラン(3キロ又は5キロ)があります。
風景と気候
北九州市役所、小倉城前スタートで、小倉、八幡、戸畑、門司地区と様々は町の景色を楽しみながら走れます。
大会の規模とサポート
全国から約11,000人のランナーが集まります。
給水ポイントも多数あり、フードも地元特産品が充実しています。
コースはほぼフラット
高低差は序盤5キロ程は上り基調ですが、序盤且つ、そこまでの斜度はないので苦にはなりません。
後半は全く高低差なくフラットです。
↓コースマップ
参加資格
例年8月ごろエントリーが始まります。
18歳以上であれば、誰でも参加できます。
制限時間は6時間です。
定員オーバーになった際は抽選となりますが、コロナ禍以降は毎年二次募集がかかっています。
同じ日に熊本城マラソンも開催されるので、分散されているものと思われます。
また、スピードランナー枠(1000人)があります。
下記いずれかの記録を有する方が対象です。
〔フルマラソン〕3時間30分以内
〔ハーフマラソン〕1時間30分以内
〔10km〕35分以内 →これは厳しい
更に前回大会で総合で100位(男性)、200位(女性)に入れば、シード枠が与えられて、抽選なしでエントリーできます。
当然、スタート位置もSブロック(一番前)からとなります。
アクセス
※長崎市内から行く場合を想定しています。
バス
長崎→小倉
片道:4100円、時間:3時間強
1日3便のみ。
JR
長崎→武雄温泉→博多→小倉
片道:8,300円、時間:約2時間弱
本数多数。
車
長崎→小倉
高速代+ガソリン代:片道 約10,000円 時間:約2時間半
会場に駐車場はないので、コインパーキング等に駐車必要なので、その費用もかかります。
時間優先ならJR、費用優先ならバス、乗り合わせで行くなら車がよいと思います。
受付・宿泊・当日の移動
前日受付が必須です。
事前にアスリートビブス(ゼッケン)や計測チップは自宅に郵送されません。
最近の大会は事前郵送が多いのですが、受付なしに改善して欲しいところです。
スタート時間は9時なので、長崎から行く場合は、前泊必須です。
(始発でJR乗れば、8:19に小倉駅には着きますが、たぶん間に合わない)
受付会場は西日本総合展示場(小倉駅から徒歩5分程度)です。
ホテルは小倉駅周辺が良いですが、大会前日は直ぐに埋まってしまうのに加えて、どこも高額です。
北九州市の黒崎周辺又は博多からでも新幹線で20分程度で行けるので、その辺りも選択肢です。
送迎バスの類はありません。
古い情報ですが、受付に前回大会のタイムの分布が掲示されていました。
レース当日(スタートまで)
スタート地点は、北九州市役所前(小倉駅から徒歩約10分)です。
受付(ゴール地点)とは場所が異なりますので間違えないように。
更衣室は市役所の地下駐車場が雨風も凌げてよいです。
スタート/ゴール地点が異なるので、手荷物は全て預けることになります。
トイレは仮設トイレが会場周辺にあり、レース前はそこそこ混むので早めに並んだ方がよいです。
仮設トイレが多い場合は、スタート地点横の勝山公園を超えると公衆トイレ(常設)があり、ここが比較的空いています。
アップはスタート地点周辺でできます。
整列はスタート20分前に行けば十分間に合います。
スタート位置は申告タイムによりブロックが分かれているので、ブロックに従い整列します。
北九州マラソンはビニールポンチョを受付時に配布してくれますので、スタート前に有効活用できます。
不要であればスタート前にスタッフの方が回収してくれます。
↓スタート地点の様子
スタート後(前半)
1万人規模の大会のため、スタート時は混雑します。
本大会は珍しい2時間50分(サブエガ)のペースメーカーがいるので、記録を狙う方にはもってこいです。
サブ3のペースメーカーがいる大会は多いですが、サブエガはあまりいません。
一番前のSブロックは直ぐにスタートできますが、それ以降はスタートラインを超えるまで数分~10分以上はかかります。
最初の10キロは小倉から八幡方面に向かって走ります。
最初、高架橋で若干の登坂がありますが、序盤なので、ここは軽くクリアしましょう!
5キロまでは緩やかな登坂ですが、傾斜はそこまでないので、上りと感じないはずです。
5キロ過ぎると下りですが、ここは急なので、スピード上げすぎずに力を抜いて走りましょう!
昔、スペースワールドがあった個所(今はイオンモール)で折り返しです。
次は北上して戸畑地区に向かいます。
この途中も若干の登坂はありますが、10キロ地点を超えた辺りなので、まだ楽なはずです。
ここできついと、この後は厳しくなるので、ペースダウンした方がよいかもしれません。
その後、線路沿いを通り小倉北区→小倉駅前を通過します。
この付近がゴール地点になりますが、ここから門司方面に向かいます。
給水はかなり多くの箇所にあります。フードも充実しています。
北九州特有のフードとしてネジチョコなどがあります。
スタート後(後半)
小倉駅を過ぎてしばらくすると中間地点です。
ここからは、ひたすら海岸線のコースです。
ここは、天候次第で、タイムにかなり影響が出ます。
ここは運を天に任せるしかありません。
強風の場合はかなり厳しいです。
折り返しのコースなので、どちらかが向かい風、どちらかが追い風になるはずです。
(横風の場合もあり)
風向きをレース前に確認して、事前に戦略を立てておいた方がよいです。
向かい風の場合は、誰かの後ろについて風よけにするのがベストです。
20-30キロは北東、30-42キロは南西向かって走ります。
運よく風がなければ、フラットの直線で非常に走りやすいコースです。
199号線の大通りで多数の応援の方々もいて、力になります。
30キロ付近で折り返しですが、その前にトップ集団とすれ違うことができます。
(ハーフに2時間30ぐらいかかるとトップ集団がゴールしていれば、すれ違えません)
30キロ以降は来た道を戻るので後続のランナーにすれ違えますので、知り合いがいれば、応援しましょう!
35キロ過ぎの給水ポイントでは小倉牛が焼いた状態でパック置いてあります。
が、時間ロスになるので、食べたことはありません。
パックを持って、ゴールした方もいました。
(ゴールしたころには冷めていると思うのですが)
ゴール付近にはリーガロイヤルホテル(高層)があり、遠くから見えるので、建物が近づいてきたらゴールが近いことが分かります。
ゴールは受付の西日本展示場前になります。
ゴール後
フィニッシュ後はメダル、タオル、スポーツドリンク、メロンパン、ソーセージがもらえます。
個人的にはメダルはいらないので、参加費用を抑えて欲しいです。
Tシャツは以前は全員配布でしたが、最近は希望者のみ有料で購入できます。
(こちらの方が嬉しい)
完走証はWEBです。
手荷物は西日本展示場の中に搬入されており、そこで着替えることができます。
寒い時期なので屋内は嬉しいですね。
その他種目(ペアリレー)
フルと一緒にスタートするペアリレーという種目があります。
2人で42キロ(1人約21キロ)を走ります。
タスキをつなぐので、これはこれで楽しいです。
一度、エントリーしたことがあり、後半の21キロちょっとを走りましたが、後半疲れたランナーをごぼう抜きでき爽快です。
(疲れて走ってるランナーの方には申し訳ないですが)
フルはちょっとと言う方はこちらにエントリーでもよいかもしれません。
また、最近は20.7キロマラソン(フルと一緒にスタート)も新設されているので、ペアがいない方はこちらもお勧めです。
(どうせならハーフの21.1キロにして欲しいですが)
20.7キロを〇〇分で完走したと言っても、ちょとと微妙です。
まとめ
北九州マラソンの攻略をまとめてみました。
非常に走りやすいコース(ただし天候次第)なので、挑戦してみては、どうでしょうか?
↓❤を押してもらえると嬉しいです。
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