北九州ランニングコース:メディアドーム、勝山公園(長崎の鐘)、小倉城、常盤橋(長崎街道起点)、あさの汐風公園等(後編)
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今回は北九州ランニングコースの後編です。
↓前編はこちら
走行条件&結果
・気温27℃、快晴
快晴でしたが、5時台にスタートしたので、まだ涼しかった。
・シューズ:NIKE インヴィンシブル 3
(新品)
・コース:メディアドーム→勝山公園→小倉城→常盤橋→あさの汐風公園→メディアドーム
・難易度:易しい
10キロはあるが、完全フラットコース。
街中のため、トイレ、自販機、コンビニ等が至る箇所にあり給水も便利。
・結果
走行距離:10.00キロ
走行時間:1時間01分21秒
高低差は14mでフラット。
勝山公園→小倉城
勝山公園の長崎の鐘から小倉城までは数100mです。
この近辺のマップです。
小倉城のふもとは北九州マラソンの手荷物預け場所にもなっています。
マラソン当日は多数のランナーで埋め尽くされます。
朝日も当たって綺麗に見えました。
↓小倉城の説明
水が綺麗なのか巨大なカニが歩いていました。
🌸 小倉城(こくらじょう)について
小倉城は、福岡県北九州市小倉北区にあるお城で、関門海峡に近い交通の要地を見下ろす位置に築かれています。
築城は1602年、細川忠興(戦国武将・細川藤孝の子)によって始まりました。
のちに小笠原氏が城主となり、江戸時代を通じて小倉藩の中心として機能しました。
🏯 特徴的な建築様式
小倉城の天守は「唐造り(からづくり)」と呼ばれる独特のスタイルで建てられています。
通常のお城は階を重ねるごとに小さくなる「層塔型」が多いのですが、小倉城は4階部分から5階部分にかけて張り出すように造られているのが特徴。
これによって勇壮で個性的な外観となり、全国でも珍しいお城として知られています。
📜 歴史の流れ
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1602年:細川忠興が築城。
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1632年以降:小笠原氏が城主となり、城下町を発展させる。
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明治時代:廃城令により取り壊される。
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昭和34年(1959年):鉄筋コンクリート造で再建。
現在の天守は博物館として利用され、城の歴史や小倉の文化を学べる場になっています。
🌸 見どころと魅力
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天守閣:内部は展示施設として整備され、歴史資料や模型が公開されています。
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庭園や石垣:往時の雰囲気を残しており、散策にぴったり。
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春の桜:城周辺は桜の名所で、多くの花見客で賑わいます。
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ライトアップ:夜間には天守がライトアップされ、幻想的な姿を楽しむことができます。
小倉城→常盤橋(長崎街道起点)
小倉城から紫川沿いを来たに数100m走ると常盤橋があります。
現在は老朽化のため通行止めになっていました。
ここは長崎街道の始点となっています。
終点については↓ここで紹介しています。
始点から終点まで走ってみたい気もしますが、約220キロあるので、相当準備をしないと厳しいですね。
🌉 常盤橋(ときわばし)とは
常盤橋は、福岡県北九州市小倉北区にある石造りの橋で、江戸時代初期に築かれたといわれています。
小倉城の城下町の玄関口に位置しており、当時は小倉を訪れる人々や、城下を出て旅に出る人々が必ず渡った重要な橋でした。
現在残る橋は、石を積み上げた美しいアーチ型の構造で、江戸期の土木技術を伝える貴重な歴史遺産となっています。
🚩 長崎街道の始点
常盤橋は、九州を横断する「長崎街道」の起点としても有名です。
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長崎街道は、小倉から長崎まで約228kmを結ぶ主要街道で、江戸時代に幕府が整備しました。
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この街道は「シュガーロード」とも呼ばれ、長崎に入ってきた砂糖や異国の品々が運ばれ、各地に広まる重要な流通ルートでした。
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また、オランダ商館から江戸幕府へと薬や学術書なども運ばれ、西洋文化を全国へ広める道筋でもありました。
その出発点が小倉の常盤橋。旅人や役人、商人はみんなこの橋を渡って長い道のりへと踏み出しました。
つまり、ここが江戸時代の「九州の玄関口」だったのです。
🏯 小倉城と常盤橋の関係
常盤橋は、小倉城の外郭にあたり、城下町と街道を結ぶ要所でした。
小倉藩は九州北部の政治・軍事の拠点で、ここから西へ向かえば長崎街道、東へ行けば関門海峡を越えて本州へとつながります。
つまり小倉城と常盤橋は、国内と海外をつなぐ拠点の「出入口」として一体の役割を果たしていたわけです。
🌸 現在の常盤橋
今の常盤橋は、周辺が整備されて歴史散策のスポットになっています。
石碑や案内板があり、街道の起点であったことを示す説明も読むことができます。
桜や紅葉の季節には美しい景観を楽しめるので、お散歩や歴史探訪にぴったりの場所です。
常盤橋(長崎街道起点)→あさの汐風公園
常盤橋から199号線に出て、東(小倉駅)方面に進むと、あさの汐風公園があります。
ここは北九州マラソンのフィニッシュ地点でもあります。
周回450mのコースで距離表示もあります。
道幅も広く走りやすいです。
50m毎に距離表示があります。
公園からは日本製鉄の九州製鉄所も見えます。
あとは、スタートのメディアドームに戻ってゴールです。
距離調整もしましたが、ちょうど10キロでした。
まとめ
北九州ランニングコース(後編)で長崎に関連する場所を中心に紹介しました。
長崎と異なりほとんどフラットばかりで走りやすいです。
長崎の坂はトレーニングになるので、それはそれで良い面はありますが。
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