阿蘇・熊本に行ってきました!熊本は暑かった・・・阿蘇との気温差が10℃以上(後編)
いつも購読ありがとうございます。
今回もランニングとは関係ありません。
阿蘇・熊本に遠征してきました。
長いので、前編/後編に分けて紹介しており、今回は後編です。
↓前編はこちら
清和高原天文台・清和高原の宿
朝は宿泊先の周辺を散策。
遠くの山々が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
徐々に明るくなってきました。
日の出です。
標高は690mで、かなり涼しいです。
気温は20℃程度。
↓標高をスマホで計測
阿蘇山 中岳火口
阿蘇山の中岳火口に来ました。
ここも気温が20℃台前半で涼しいです。
山の上だけあって風は、そこそこ強いです。
阿蘇山は熊本県に位置する活火山で、その中心部にある 中岳の火口 が特に知られています。
この火口は直径約600メートルから1キロメートルにおよび、世界的にも最大級の規模を誇ります。
火口からは絶えず噴煙が立ち上り、時には火口底にエメラルドグリーンの火口湖が出現することもあります。
その光景は、火山活動の迫力と自然の神秘を同時に感じさせます。
観光地としても整備されており、火口の縁近くまでロープウェイや道路でアクセスすることが可能です。
ただし、火山ガスの発生状況によっては立ち入りが制限される場合があるため、見学には事前の確認が必要です。
阿蘇山全体は約9万年前の巨大噴火によって形成された世界有数のカルデラ火山であり、その広大な地形の中に町や農地が広がっています。
中岳火口は、この壮大な自然の一部を間近で体験できる代表的な場所といえます。
草千里
草千里に移動しました。
草千里(くさせんり)は、熊本県の阿蘇山にある代表的な草原景観で、中岳の南側に広がっています。
馬にも乗れるようです。
直径は約1キロメートルほどあり、緑の草原が一面に広がる光景は、まさに「千里を見渡す草原」という名前にふさわしい雄大さを誇ります。
草原の中央部には雨水がたまってできる池があり、放牧された馬や牛がのんびり草を食む姿とあいまって、阿蘇らしい牧歌的な風景を形作っています。
また、草千里は約3万年前の火山活動によって生まれた火口跡に広がる草原で、かつての噴火の痕跡が地形として残されています。
そのため、自然景観と火山地形の両方を楽しめる場所でもあります。
現在では阿蘇を代表する観光地のひとつとして知られ、ハイキングや乗馬体験の場としても人気があります。
天気が良ければ、背後にそびえる中岳火口とのコントラストが特に美しく、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
震災遺構「旧東海大学阿蘇キャンパス」
次に「旧東海大学阿蘇キャンパス」に移動です。
震災遺構「旧東海大学阿蘇キャンパス」は、2016年の熊本地震で大きな被害を受け、その後保存・公開されている施設です。
ひび割れた建物がそのまま保存されています。
このキャンパスは、阿蘇市にあった東海大学農学部の学び舎で、地震により校舎の壁や天井が崩落し、建物の一部が大きく損壊しました。
その被害の様子を当時のまま保存することで、地震の恐ろしさや防災の重要性を伝える「震災遺構」として活用されています。
現在では、一般公開されており、被災した校舎の内部を見学できるほか、解説パネルや映像展示によって、熊本地震の記録や教訓を学ぶことができます。
訪れる人々にとっては、地震の被害を「知識」ではなく「体感」として理解できる貴重な場となっています。
阿蘇の美しい自然に囲まれた場所に残るこの遺構は、防災教育や震災の記憶継承の場として大きな意義を持っており、未来への教訓を伝える役割を担っています。
↓建物内の状況他は公式HP参照。
敷地内にはロビン像(ワンピース)もありました。
大観峰
大観峰にも寄りました。
大観峰(だいかんぼう) は、阿蘇北外輪山の最高峰に位置する展望地で、阿蘇を代表する絶景スポットのひとつです。
標高は約936メートル。
展望所からは、阿蘇五岳がまるで「涅槃像(横たわる仏様)」のように見える独特の景観を楽しむことができます。
また、阿蘇カルデラの広大な草原や、澄んだ日には九重連山まで一望できるパノラマビューが広がります。
大観峰はその眺望の素晴らしさから、かつて文豪・徳富蘇峰によって名付けられたといわれています。
春から夏にかけては青々とした草原、秋はススキが揺れる黄金の景色、冬は雪化粧と、四季折々の美しさを楽しめるのも魅力です。
観光地としては展望所のほか、売店や軽食を楽しめる施設も整備されており、ドライブやツーリングの人気スポットにもなっています。
阿蘇の大自然を最もダイナミックに体感できる場所として、多くの観光客に親しまれています。
熊本城
それから、熊本に移動。
途中の大津中央公園でゾロ像(ワンピース)を撮影。
今回は、3つの像のみ回りましたが、他の像の情報はこちら↓
熊本市内に入り熊本城に行きました。
熊本市内は阿蘇と気温が一転して37℃ぐらいあり、天主閣まで遠い&暑すぎて城内観光は諦めました。
↓加藤清正像
熊本城は、熊本市の中心部にそびえる日本を代表する名城のひとつで、加藤清正によって1607年に築城されました。
石垣や櫓を巧みに組み合わせた堅牢な構えから、「難攻不落の城」と称されてきました。
特に反り返るような石垣「武者返し」は有名で、敵の侵入を防ぐための独特な工夫が見られます。
天守は戦災で焼失しましたが、1960年に再建され、その堂々たる姿が熊本のシンボルとなっています。
城内には宇土櫓をはじめ、築城当時から残る貴重な建造物もあり、国の重要文化財に指定されています。
しかし、2016年の熊本地震では大きな被害を受け、石垣の崩落や櫓の倒壊が相次ぎました。
その後、復旧工事が進められ、2021年には天守閣の内部公開が再開されています。
今も復旧作業が続けられており、まさに「復興の象徴」として熊本の人々に勇気を与えています。
まとめ
今回は阿蘇・熊本遠征について紹介しました。
↓前編はこちら
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