ウニの畜養を見学してきました!
いつも購読ありがとうございます。
今回はランニングとは関係ない話題です。
長崎市内某所でウニの畜養を始めたと知り合いから聞き見学してきました。
2025年に諫早市議会議員になったランナーの知り合いが、主要メンバーの1人で進めており、声をかけて頂きました。
養殖と畜養の違い
畜養という言葉を初めて聞きましたが、以下の違いがあるようです。
🟢 養殖(ようしょく)
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人工的に繁殖から育成まで管理する方法
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例:ウニの卵を人工的にふ化 → 稚ウニを育てる → 大きくして出荷
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完全に人の手でライフサイクルを回せるから、持続的な生産が可能
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ただし設備やコスト、技術が必要
🟠 畜養(ちくよう)
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すでに自然にいる個体を捕まえて、エサを与えて太らせる方法
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例:海で採った痩せウニを水槽に入れて、海藻等のエサを食べさせて身入りを良くして出荷
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成長スピードを速めたり、風味を調整したりする「仕上げ」のイメージ
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短期間で出荷できるから効率的だけど、自然からの採集に依存してしまう
畜養場所
長崎市内某所のビニールハウス。
こんなビニールハウスです。
ビニールハウスの中に生け簀があり、ボックスが4個。
生け簀は二重になっていて、内側は人工海水(ウニを入れている)、外側は水道水(温度調節)しているようです。
この中に大村湾で取ってきたウニを入れています。
人工海水につけた状態。
現在のウニの状態。
身を取り出して、重量測定。(1.61g)
これを畜養で7g程度にしたいそうです。
海で生息しているウニのエサは海藻等ですが、ここではキャベツ等の陸上で比較的容易に手に入るエサで成長させるようです。
4種類のケースで、エサの種類や分量を変えて、生育状態を数カ月、観察予定するそうです。
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