駅伝・マラソン・ランニング関連のお勧めの小説4選!(箱根駅伝、ニューイヤー駅伝関連他)

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駅伝・マラソン・ランニング関連のお勧めの小説4選!(箱根駅伝、ニューイヤー駅伝関連他)

いつも購読ありがとうございます。

正月からニューイヤー駅伝、箱根駅伝と続き余韻が残っていますが、今回は駅伝関連の小説を紹介します。

どの小説も選手視点の他の舞台裏の話も数多くあるので、読んでから駅伝中継を見ると、異なる視点で駅伝が楽しめます。

また、どの小説も練習・レースで、どのくらいのペースで走っているのか表現されているので、いつも自身が走っているペースを比較しながら読むのも面白いです。

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俺たちの箱根駅伝

半沢直樹、下町ロケット等でも有名な池井戸潤さんの小説で、非常にお勧めです。

箱根駅伝で普段スポットが当たらない学生連合の話となっています。

学生連合の結成・練習方法、選手の意気込み等が手に取るように分かります。

2025年の箱根駅伝では9区の学生連合の走者の時に65歳の東京大学の教授が給水を渡していたことも話題になりましたね。

また、テレビ局側の話も書かれており、中継担当者の決定プロセス、固定の中継カメラ設置の苦労など、舞台裏が色々分かります。

上下巻あり、かなりのボリュームがありますが、読みごたえあります。

古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。

風が強く吹いている

こちらも箱根駅伝の小説です。

陸上部のない大学のメンバーがチームを結成して箱根駅伝を目指す小説です。

チーム結成~練習~予選会~本選と描かれていて、メンバーが成長していく姿にワクワクしながら読み進めることができます。

ただ、個人的には、そんなに簡単に箱根駅伝に出場できないでしょと突っ込みを入れたいところもありますが・・・

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。

陸王

こちらも池井戸潤さんの小説です。

ドラマでも放送されたので、ご存じの方も多いのではないかと思います。

ランニングシューズに焦点を当てているところが面白く、シューズ開発の過程が分かります。

厚底シューズが席巻する前にリリースされた小説なので、現在リリースされると「ランニング足袋」はそこまで受け入れられてなかったかもしれません。

主人公の宮沢紘一は、「こはぜ屋」の4代目社長であり、会社を守るために新たな挑戦を決意します。その挑戦とは、ランニングシューズの開発。従来の足袋製造技術を活かして、他にはない独自性を持つ「ランニング足袋」を開発し、市場に参入するという試みです。

しかし、開発には資金や技術、そして大手企業との厳しい競争が立ちはだかります。それでも宮沢は従業員や地元の仲間たちとともに試行錯誤を重ね、ランナーとの交流を通じて製品を改良し、成長していきます。

物語の核心は、企業としての存続を懸けた「勝負」と同時に、仲間たちとの絆や情熱、そして「ものづくり」の魂。池井戸作品らしいスリリングな展開と、人情あふれるエピソードが見どころです。

あと少し、もう少し

『あと少し、もう少し』は、瀬尾まいこさんによる心温まる青春小説です。中学生の駅伝チームが主人公で、メンバーそれぞれの視点から描かれるオムニバス形式の物語が特徴的です。

物語は、学校の駅伝大会に出場することになった寄せ集めのチームが、苦難や葛藤を乗り越えながら「たすき」をつなぐ様子を中心に進みます。運動が得意な人もいれば、そうでない人もいる。全く別々の価値観を持ったメンバーが一つの目標に向かう過程で、友情や自己成長が繊細に描かれます。

瀬尾さんらしい温かな筆致で、それぞれの視点に応じた悩みや迷い、そして駅伝を通じて得た小さな成長が、読む人の心にじんわりと響きます。「たすき」に込められる思いや、それを受け取った人の気持ちが、クライマックスで感動を生み出します。

まとめ

今回は駅伝に関する小説を紹介しました。

普通に読んでも面白いと思いますが、自身が走っていると、更に面白さが倍増しますね。

箱根駅伝やニューイヤー駅伝を見終わると走りたくなる気分になりますが、小説も同様に読み終わると走りたくなってきます。

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