【令和8年熊本地震】長崎で初めて震度4を体験。ランナーとして感じた「走れる日常」の尊さと熊本城マラソンへの願い

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2026年7月28日。

この日は九州に住む多くの人にとって、忘れることのできない一日になりました。

熊本県を震源とする「令和8年熊本地震」が発生し、熊本では最大震度7を観測しました。

私は長崎市内にいました。

突然、スマートフォンから今まで聞いたことのない大音量のアラームが鳴り響きました。

「何の音だろう?」

最初の数秒は何が起きたのか理解できませんでした。

これが緊急地震速報だったのです。

そして、その直後に大きな揺れが始まりました。

長崎市の震度は4。

私はこれまで地震とはほとんど縁のない人生を送ってきました。

震度3程度の地震で「あ、少し揺れたかな」と感じたことはありましたが、震度4を体験したのは今回が初めてです。

「震度4でこれほど揺れるのか…。」

これが率直な感想でした。

私は大きな地震を経験せずにここまで来た

振り返ってみると、不思議なほど私は大きな地震を避けてきました。

2016年の熊本地震では、長崎市でも震度4を観測しましたが、その時の私はメキシコへ出張中でした。

さらに2005年の福岡県西方沖地震の時も、中国へ出張しており、日本にはいませんでした。

偶然とはいえ、大きな地震を直接経験することなく今日まで過ごしてきました。

だからこそ、今回の震度4は私にとって衝撃的でした。

震度4でこれほど怖いのであれば、震度7とはどれほどの世界なのか。

実際に被災された方々の恐怖は、私には想像も及びません。

次々と流れてくる被災地の映像

テレビやインターネットでは、被災地の映像が次々と流れてきました。

爆発によって大きな被害を受けたイオンモール。

通行できなくなった高速道路。

そして被害を受けた熊本城。

その映像を見ながら、ただ言葉を失いました。

同じ九州に住む者として、とても他人事とは思えません。

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

そして、一日も早く安心して暮らせる日常が戻ることを願っています。

10年前の熊本地震を忘れてはいけない

今回の地震で、多くの方が10年前の熊本地震を思い出したのではないでしょうか。

2016年4月14日に発生した震度7の地震は、当初は本震と考えられていました。

しかし、その2日後の4月16日に、さらに大きな地震が発生し、こちらが本震と位置付けられました。

「大きな地震は一度では終わらない。」

熊本地震は、そのことを私たちに教えてくれました。

今回も最大震度7という非常に大きな地震が発生しましたが、まだ安心できる状況ではありません。

余震はもちろん、さらに強い揺れが発生する可能性も否定できません。

被災地では、今も不安な時間を過ごされている方が大勢いらっしゃると思います。

私たち九州に住む人間も、気象庁などが発表する最新情報を確認しながら、しばらくは気を緩めずに生活することが大切だと感じています。

熊本城マラソンのエントリー開始日と重なった偶然

奇しくも、7月28日は熊本城マラソンのエントリー開始日でした。

更に、熊本城マラソンのキャッチコピーは熊本地震10年でした。

ランナーとして最初に思ったのは、

「もし今週末が熊本城マラソンだったら開催できただろうか。」

ということです。

東京マラソンの大会要項には、震度5以上の地震が発生した場合、大会を中止する可能性があると記載されていた記憶があります。

もちろん大会ごとに基準は異なりますが、今回のような大規模災害であれば、熊本城マラソンも開催は難しかったでしょう。

幸いと言ってよいのか分かりませんが、大会まではまだ約8か月あります。

復旧・復興が進み、来年の熊本城マラソンが無事に開催され、多くのランナーが熊本の街を笑顔で駆け抜けられることを心から願っています。

熊本城の完全復旧はさらに遠のくかもしれない

熊本城は2016年の熊本地震から10年が経過した現在も復旧工事が続いています。

完全復旧は2050年前後と言われていました。

しかし、今回の地震によって、その計画はさらに長期化するかもしれません。

熊本城は熊本のシンボルであり、熊本城マラソンの象徴でもあります。

私自身も何度も熊本城を訪れ、その雄大な姿に感動してきました。

もしかすると、私が生きている間に完全復旧した熊本城を見ることはできないかもしれません。

そう考えると、とても寂しい気持ちになります。

ランナーだからこそ考えたい防災

今回の地震で改めて感じたことがあります。

それは、「当たり前に走れる毎日」は決して当たり前ではないということです。

普段何気なく走っている道路や公園も、大きな災害が発生すれば避難場所となり、道路は寸断され、マラソン大会も開催できなくなります。

私たちランナーも、防災意識を持つことが大切です。

普段走るコースで避難場所を確認しておく。

ランニング中でもスマートフォンを携帯する。

家族との連絡方法を決めておく。

そして余震が続く間は、ブロック塀や法面、橋の下など危険が想定される場所を避け、安全を最優先にランニングを楽しむことが重要だと思います。

最後に

今回の令和8年熊本地震は、私にとって人生で初めて「地震の本当の怖さ」を実感した出来事でした。

震度4でもこれほど恐怖を感じるのであれば、震度7を経験された方々の恐怖は想像を絶します。

改めて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

そして、一日も早い復旧・復興を心から願っています。

来年春、熊本城マラソンのスタートラインに多くのランナーが集い、熊本の街を笑顔で走れる日が来ることを願っています。

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