マラソン大会の駐車場事情。長崎ミュージックフェスマラソンの駐車場は有料

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マラソン大会へ車で参加するランナーにとって、「駐車場があるかどうか」はエントリーを決める重要なポイントの一つです。

私も地方開催の大会へは車で参加することもありますが、これまで参加してきた大会では、大会が用意する臨時駐車場は無料というのが当たり前でした。

ところが、今年初開催となる長崎ミュージックフェスマラソンでは、選手専用駐車場が1,500円の有料。しかも抽選制という案内を見て少し驚きました。

「大会が準備する臨時駐車場が有料になる時代なのか?」

もちろん大会運営には多くの費用がかかりますし、有料化にも理由があるのでしょう。

今回は、私がこれまで参加してきた大会の駐車場事情と比較しながら、長崎ミュージックフェスマラソンの有料駐車場について感じたことを書いてみたいと思います。

地方開催の大会では車で参加する

地方大会は公共交通機関だけではアクセスしづらいことも多く、車で参加するランナーも少なくありません。

そのため、多くの大会では参加者向けの臨時駐車場が用意されています。

私自身も車で参加することがほとんどなので、エントリー前には駐車場の有無を確認するようにしています。

無料の臨時駐車場がある大会

私が参加したフルマラソンの大会では、防府読売マラソン、さが桜マラソン、青島太平洋マラソン(青太)などで大会専用の臨時駐車場が準備されています。

しかも、いずれも無料です。

シャトルバスが運行される大会もあり、ランナーが安心して参加できるよう配慮されています。

また、ハーフマラソンでも伊万里ハーフマラソンや小郡ハーフマラソンなど、地方開催の大会では無料駐車場が用意されていることが多い印象です。

抽選方式にもメリットがある

近年は参加者の増加もあり、駐車場の確保も簡単ではなくなってきています。

防府読売マラソンも最近は抽選方式になりました。

抽選というと外れる可能性ばかり気になりますが、当選すれば駐車場所が確保されるため、当日の駐車場探しをしなくて済むというメリットもあります。

一方、青島太平洋マラソンは抽選ではありません。

2025年に参加した際はレース開始の約3時間前に到着しましたが、徒歩で会場へ行ける範囲の駐車場はすでに満車でした。

そのため、土地勘のない場所で駐車場を探し回ることになって、レース前に焦りました。

人気大会だけに、早めの到着が必要だと実感しました。

長崎ミュージックフェスマラソンは駐車場が有料

2027年に初開催となる長崎ミュージックフェスマラソンでは、選手専用駐車場の抽選申し込みが7月15日から始まっています。

抽選方式という点は、防府読売マラソンなどを考えれば特に珍しいことではありません。

しかし驚いたのは、駐車場料金が1,500円ということです。

私が知る範囲では、大会が参加者向けに準備する臨時駐車場が有料というケースは初めてかもしれません。

もちろん全国には同様の大会もあるかもしれませんが、少なくとも私がこれまで参加してきた大会では無料が当たり前でした。

都市型マラソンは事情が違う

一方で、福岡マラソン、北九州マラソン、下関海響マラソン、おかやまマラソン、大分など都市部で開催される大会では、大会専用の臨時駐車場はないと理解しています。

これは公共交通機関が充実しており、車での来場を前提としていないためでしょう。

都市型大会と地方大会では、駐車場事情は大きく異なります。

そのため、地方大会で有料駐車場というのは、私には少し新鮮に映りました。

一方で、大会運営側の立場で考えると、有料化には別の狙いもあるのかもしれません。

マラソン大会では、多くのランナーが同じ時間帯に会場へ向かうため、会場周辺では渋滞が発生しやすくなります。

特にスタート前は交通量が集中し、近隣住民への影響や、会場周辺の混雑も運営側にとって大きな課題です。

そのため、あえて駐車場を有料化することで車で来場するランナーを少しでも減らし、公共交通機関の利用を促すという狙いがあるのかもしれません。

もちろん、長崎ミュージックフェスマラソンがそのような目的を公表しているわけではなく、あくまで私個人の推測です。

しかし、安全な大会運営や交通渋滞の緩和を考えれば、そのような考え方があっても不思議ではないと感じています。

参加料も高め

長崎ミュージックフェスマラソンの参加料は15,000円です。

近年は物価高の影響もあり、参加料が値上がりしている大会は珍しくありません。

それでも、参加料に加えて駐車場料金まで必要となると、車で参加するランナーにとっては少し負担が大きいと感じます。

イベント性とのバランス

長崎ミュージックフェスマラソンは、その名のとおり「ミュージックフェス」をコンセプトにした大会です。

コース上ではアーティストによるライブなども予定されており、一般的なマラソン大会とは違った楽しみ方ができるようです。

当然、こうした演出には費用もかかるでしょう。

大会として特色を出すためには必要な投資なのだと思います。

ただ、私自身はマラソン大会には「走ること」を一番求めています。

豪華な演出よりも、走りやすいコース、安全な運営、スムーズな受付、そして安心して利用できる駐車場など、ランナーが快適に参加できる環境のほうが重要です。

もしイベント性を高めるための費用が参加料や駐車場料金に反映されているのであれば、少し残念に感じてしまいます。

これから増えていくのだろうか

大会運営には警備や交通規制、シャトルバス、人件費など多くの費用がかかります。

物価高が続く今、有料駐車場という選択も理解はできます。

さらに、渋滞緩和や公共交通機関の利用促進という観点からも、有料化を採用する大会が今後増えていく可能性はあるのかもしれません。

ただ、私が知る限りでは、大会が準備する臨時駐車場が有料というケースは長崎ミュージックフェスマラソンが初めてです。

これが今後のスタンダードになっていくのか、それとも珍しいケースのままなのか。

ランナーとしては無料駐車場が維持されるとうれしい反面、大会を安全かつ継続的に開催するためには運営側にもさまざまな事情があることは理解できます。

これから開催される各地のマラソン大会の動向にも注目していきたいと思います。

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