【2026年】九州で40℃超えが続出!福岡市で40.4℃!暑すぎて夏のランニングはどうする?暑さでタイムが落ちる理由と暑熱順化

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今年の夏、ランナーとして本当に困っていることがあります。

それは、とにかく暑すぎることです。

「今年の夏は暑いな」と毎年のように感じていますが、2026年はこれまでとは明らかに違う暑さになっています。

そして今日、2026年8月26日には、福岡市博多区で40.4℃を観測。

福岡市で気温が40℃を超えるのは観測史上初めてです。

40℃と聞くと、もう「暑い」という言葉では足りません。

まさに危険な暑さです。

九州でも40℃超えが当たり前になる?

2026年は、九州でも40℃以上の気温が相次いでいます。

7月27日には大分県日田市で九州初となる40.0℃を観測。

その後、8月3日には福岡県久留米市で40.4℃、佐賀市で40.2℃、熊本市で40.3℃など、九州各地で40℃以上を記録しました。

そして8月26日、今度は福岡市博多区でも40.4℃。

これまで「九州は暑い」と言っても、40℃という数字はどこか遠いものに感じていました。

ところが2026年は、その40℃の壁を九州各地で次々と超えています。

長崎市ではまだ40℃を観測していませんが、35℃以上の猛暑日になることも珍しくありません。

ランナーにとっては、本当に厳しい夏です。

夏のランニングはなぜこんなにタイムが落ちる?

私自身、暑い時期に走ると、明らかにスピードが出ません。

普段なら楽に走れるペースでも、気温が高くなると心拍数が上がり、同じペースを維持するのが苦しくなります。

これは単に「暑いから気合が入らない」という話ではありません。

暑熱環境では、身体の中で作られた熱を外へ逃がす必要があります。

運動すると筋肉から大量の熱が発生します。

その熱を逃がすために皮膚への血流を増やしたり、汗をかいたりします。

ところが気温や湿度が高くなると、身体から熱を逃がしにくくなります。

その結果、体温調節に身体のエネルギーが使われ、ランニングのパフォーマンスが低下します。

NSCAジャパンの「暑熱下のランニング」に関する資料でも、暑熱環境ではランニングパフォーマンスが低下することが紹介されています。

特に皮膚温度の上昇もパフォーマンス低下に大きく関係するとされています。

つまり、

「暑いから遅くなる」のは当然

なのです。

夏に冬と同じタイムを出そうとして無理をする必要はありません。

むしろ、夏は「タイム」だけでトレーニングの成果を判断しないことが重要だと思います。

暑い中で走るとトレーニング効果はあるのか?

ここは私自身も気になっていたところです。

「暑い中で頑張って走れば、強くなるのでは?」

と思ってしまいます。

結論から言えば、暑熱環境でのトレーニングには身体を暑さに適応させる効果が期待できます。

これを暑熱順化といいます。

暑熱順化によって、運動時の深部体温の上昇が抑えられたり、一定の運動負荷に対する心拍数が低下したり、発汗量や血漿量が増加したりすることが報告されています。

つまり、

「暑い中で走る=ただ苦しいだけ」ではありません。

適切に行えば、暑さに対応できる身体を作るためのトレーニングになる可能性があります。

ただし、ここで注意したいのが、

暑ければ暑いほどトレーニング効果が高いわけではない

ということです。

暑熱順化は、身体に熱ストレスを与えて適応を促すものですが、過度な負荷をかければ熱中症などのリスクがあります。

暑熱順化には5~14日程度の期間が必要とされ、トレーニングだけでなく、運動後の温水浴やサウナなどを利用する方法も紹介されています。

したがって、真夏に無理をして「暑さに耐える練習」をするより、

安全を確保しながら少しずつ身体を暑さに慣らす

ことが大切です。

夏は「ペース」より「体感」を重視

では、実際に夏のランニングではどうすればいいのでしょうか。

私は、冬と同じペースで走ることを目標にしないほうがいいと思います。

例えば、

「今日は1km○分で走る」

と決めるのではなく、

「今日はこのくらいの負荷で走る」

という考え方です。

同じ1km5分でも、気温10℃と気温30℃では身体への負担がまったく違います。

暑い日にペースが落ちても、それだけでトレーニングの質が低いとは言えません。

むしろ、

暑い中でも一定時間運動を続けられる身体を作る

という別の目的があります。

もちろん、ポイント練習については無理をしないことも重要です。

特に35℃を超えるような日の日中に、インターバル走やペース走などの高強度トレーニングを行うのは、かなり危険です。

私は朝か夜に走るようにしています

これだけ暑くなると、昼間に走るのは現実的ではありません。

私の場合も、基本的には朝か夜に走ることになります。

ところが朝晩でも30℃近くあることがあります。

「朝なら涼しいだろう」

と思って走り始めても、全然涼しくない。

それでも昼間よりはマシなので、最近は少しでも日陰があると本当に嬉しくなります。

道路を走っていて、

「ここだけ日陰だ!」

となると、思わず日陰側に寄ってしまいます。

ランナーなら、この感覚は分かってもらえるのではないでしょうか。

暑さには少し強くなった気がする

一方で、毎年夏に走っていると、暑さに対して少しずつ身体が慣れてきたようにも感じます。

以前なら、

「30℃?今日は走るのをやめよう」

となっていたような気温でも、最近はある程度走れるようになりました。

これも暑熱順化の一種なのかもしれません。

ただし、「暑さに慣れたから熱中症にならない」ということではありません。

福岡市でも8月26日は熱中症警戒アラートが発表され、暑さ指数(WBGT)が危険レベルとなっています。

暑さに慣れているランナーでも、体調や湿度、日射、風などによって身体への負担は大きく変わります。

「いつも走っているから大丈夫」と過信しないことが大切です。

10年後、夏に外を走れるのか?

それにしても、ここ数年の夏の暑さには本当に驚かされます。

2026年は九州でも40℃を超える日が現れました。

そして今日は福岡市博多区でも40.4℃。

このニュースを見ながら、ふと思いました。

10年後の夏、私は普通に屋外を走ることができるのだろうか?

もちろん、10年後の気温がどうなっているのかは分かりません。

ただ、現在のような暑さが続けば、夏のランニングスタイルそのものが変わっていく可能性はあると思います。

朝5時でも30℃。

夜になっても30℃。

そんな日が当たり前になれば、ランナーはトレッドミルや室内施設を利用することが増えるかもしれません。

マラソン大会の開催時期やスタート時間も、今まで以上に暑さを考慮する必要が出てくるでしょう。

夏のランニングで一番大切なのは「無理をしないこと」

暑い夏でも走りたい。

少しでも速くなりたい。

ランナーなら、そう思うのは当然です。

しかし、真夏のトレーニングで最も重要なのは、練習をこなすことではなく、安全に夏を乗り切ることだと思います。

ペースが落ちてもいい。

距離を短くしてもいい。

ポイント練習を別の日に変更してもいい。

場合によっては、ランニングそのものを休んでもいい。

暑熱順化という考え方はありますが、熱中症の危険を冒してまで暑い環境で走る必要はありません。

これからも暑さは続きそうですが、無理をせず、身体と相談しながらトレーニングを続けていきたいと思います。

そして、できれば来年は、

「今年の夏はまだ涼しかったな」

と思えるくらいの夏になってほしいものです。

ランナーの皆さんも、暑い日はくれぐれも無理をせず、安全第一で走りましょう。

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