いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ランニングを続けていると、「もっと速く走るためには、どんな練習をすればいいのか?」ということを考えるようになります。
私自身もこれまで、練習方法やシューズ、レース戦略などについていろいろ考えてきました。
しかし、走力を上げるためにはトレーニングだけでなく、「食事」も重要です。
そこで今回、ランナーに必要な食事や栄養について学ぶため、「ランニング食学検定1級」を取得しました。
今回は、実際に勉強してみて感じたことや、特に気になったポイントを紹介したいと思います。
ランニング食学検定1級を取得しました
今回取得したのは、ランニング食学検定の1級です。

自宅で受験できる検定なので、基本的には申し込めば誰でも受験することができます。
そのため、難関資格というよりは、ランニングに必要な食事や栄養について勉強するための検定と考えた方がよいでしょう。
私が受験した理由は、単純に資格が欲しかったからではありません。
「ランニングのために、どのような食事を摂ればよいのか?」
これを体系的に勉強してみたかったからです。
特にマラソンでは、トレーニングを積むだけでなく、普段からどのような食事をするか、レース前に何を食べるか、走った後にどうやって身体を回復させるかも重要になります。
ランニング食学検定では、こうしたランナーの食事について幅広く学ぶことができます。
気になった点をピックアップしました。
勉強して一番感じたことは「バランスが大切」
検定では、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素について学びます。
それぞれの栄養素について詳しく説明されているので、勉強していると「結局、何を食べればいいの?」と思ってしまうかもしれません。
私が勉強して特に感じたのは、結局のところ「バランスよく、いろいろなものを食べることが大切」ということです。
当たり前のことですが・・・
「この食品を食べれば速くなる」という魔法のような食品があるわけではありません。
主食、主菜、副菜などを組み合わせ、さまざまな食品から必要な栄養素を摂る。
基本的なことですが、これが非常に重要なのだと思いました。
加工食品はできるだけ控えたい
一方で、できるだけ控えた方がよい食品についても勉強になりました。
特に気になったのが加工食品です。
加工食品の中には、脂質や糖質、塩分などを多く含むものがあり、食べる量や頻度には注意が必要です。
また、脂質の種類によっては摂り過ぎが身体の炎症などに影響する可能性があり、血糖値を急激に上げやすい食品もあります。
そのため、ランナーの食事としては、加工度の高い食品を頻繁に食べるよりも、できるだけ自然な食品を中心にした食生活を意識した方がよいと感じました。
具体的には、カップ麺、ポテトチップス、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子です。
もちろん、これらを一度食べたからといって走力が落ちるわけではありません。
問題なのは「日常的に大量に食べること」です。
普段の食事ではできるだけ控え、楽しむときには適量を食べる。
このくらいの考え方が現実的だと思います。
レース3日前くらいからは果物も意識
マラソンなどのレース前には、エネルギーを蓄えるために炭水化物をしっかり摂ることが重要です。
いわゆるカーボローディングです。
ただ、レース前は炭水化物だけを考えればよいわけではありません。
体調を整えるために、ビタミン類なども意識したいところです。
特にビタミンCを摂るために、レース3日前くらいから果物を取り入れることも意識したいと思いました。
例えば、
・バナナ
・りんご
・ブドウ
・オレンジ
・キウイ
などです。
果物なら比較的食べやすく、普段の食生活にも取り入れやすいと思います。
ただし、レース直前に急に大量に食べるのではなく、普段から食べ慣れているものを適量摂ることが大切です。
レース前は「消化に悪いもの」を避ける
レース前の食事では、何を食べるかだけでなく、「何を避けるか」も重要です。
特に注意したいのが消化に時間がかかる食品です。
例えば、
・揚げ物
・食物繊維の多い食品
・ごぼう
・オクラ
・刺身
・初めて食べる料理
などです。
普段は健康に良い食品でも、レース直前になると話は変わります。
レース中にお腹の調子が悪くなってしまえば、せっかく積み上げてきた練習の成果を十分に発揮できません。
特に「初めて食べる料理」は、レース前には避けた方が安心です。
レース前は、普段から食べ慣れていて、自分の身体に合っているものを選ぶことが重要だと思います。
お酒も飲み過ぎには注意
ランニングをしているからといって、お酒を完全に禁止する必要はないと思います。
私自身も「走るためには何もかも我慢しなければならない」という考え方には少し違和感があります。
ただし、アルコールの摂取については注意が必要です。
まず、飲酒する場合は水分補給をきちんと行うこと。
そして、適量を楽しむことです。
アルコールの代謝には肝臓が関わるため、過度な飲酒は肝臓への負担になります。
また、ランニング後はエネルギー源であるグリコーゲンが消費されています。
身体の回復を考えると、走った直後に大量のアルコールを摂取することは、決して良い習慣とはいえません。
せっかくトレーニングをしたのであれば、まずは食事と水分補給で身体の回復を優先したいところです。
でも、何でも禁止すればいいわけではない
ここまで書くと、
「ランナーはカップ麺も食べてはいけない」
「お菓子もダメ」
「お酒もダメ」
「レース前は食べられるものが限られる」
と思われるかもしれません。
しかし、私はそこまで厳しくする必要はないと思っています。
食べたいものをすべて禁止して、飲みたいものもすべて我慢する。
そんな生活を続けていたら、人生そのものが楽しくなくなってしまいます。
大切なのは「禁止」ではなく「バランス」ではないでしょうか。
普段の食事はできるだけバランスを意識する。
加工食品やお菓子などは食べ過ぎない。
レース前は食事に少し気を配る。
お酒も飲むなら適量にする。
そして、たまには好きなものを楽しむ。
このくらいの方が、長くランニングを続けていくうえでは現実的だと思います。
ランニング食学検定を勉強してみて
今回、ランニング食学検定1級を取得して感じたのは、「速く走るためには、練習だけではなく食事についても知っておいた方がいい」ということです。
もちろん、検定を取得しただけで速く走れるようになるわけではありません。
しかし、毎日の食事について「これは何のために食べているのか」「レース前には何を食べればいいのか」と考えるようになったことは、大きな収穫でした。
ランニングを始めたばかりの人はもちろん、マラソンで自己ベストを更新したい人や、日頃から走る距離が多い人にとっても、食事について一度体系的に勉強してみるのは面白いと思います。
「練習量を増やしているのに、なかなか記録が伸びない」
そんな人は、トレーニングだけでなく、一度「食事」という視点から自分のランニングを見直してみてはいかがでしょうか。
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