いつも購読ありがとうございます。
今回はいつものランニングとは関係のない内容です。
SNSで話題になっていた『劇場版ちいかわ』が気になり、映画館へ足を運んできました。
※この記事には一部ネタバレがあります。これから鑑賞予定の方はご注意ください。
子ども向けだと思っていた作品
「ちいかわ」といえば、かわいいキャラクターたちが繰り広げる、子ども向けのほのぼのとした作品というイメージを持っていました。
ところが、SNSでは「子ども向けではない」「実はかなり話が深い」「大人のほうが刺さる作品」という感想を多く目にします。
そこまで言われるなら、一度自分の目で確かめてみようと思い、映画館へ向かいました。
最初はかわいい世界が広がる
映画の前半は、期待どおりのかわいい世界です。
ちいかわ、ハチワレ、うさぎたちがいつものように過ごし、笑える場面も多く、「やっぱり癒やされる作品だな」と安心して観ていました。
しかし、その空気は長く続きません。
中盤から少しずつ不穏な雰囲気が漂い始め、「これは普通の子ども向け映画ではない」と感じるようになります。
後半は考えさせられる展開の連続
物語の後半になると、一気に作品の印象が変わります。
特に印象に残ったのは、復讐が新たな復讐を生むという展開です。
「やられたからやり返す。」
その繰り返しによって憎しみが連鎖していく姿を見ていると、現実の戦争もこうして始まってしまうのではないかと連想しました。
誰もが自分なりの正義を持ち、相手にも理由がある。
だから簡単に善悪を決められない。
かわいいキャラクターたちを通して、そんな重いテーマが描かれていました。
衝撃だった人魚のシーン
映画の中でも特に衝撃だったのが、人魚の描写です。
人魚が捕らえられ、袋詰めにされ、最後には煮つけとして食べられてしまいます。
かわいらしい世界観とのギャップが非常に大きく、思わず言葉を失いました。
直接的な残酷描写ではありませんが、「命をいただくこと」や「復讐によって行われた行為」について考えさせられる場面でもありました。
最後まで残る秘密
この作品では、ある重要な隠し事が最後まで一部のキャラクターしか知りません。
すべての真実が明らかになるわけではなく、そのまま物語は幕を閉じます。
真実を伝えることが正しかったのか。
知らないままのほうが幸せだったのか。
観客に答えを委ねる終わり方だからこそ、映画館を出たあとも考え続けてしまいました。
正解のない物語だから面白い
この映画には、「これが正解」という答えがありません。
誰が正しかったのか。
誰が悪かったのか。
どの選択が最善だったのか。
最後まで明確な答えは示されません。
だからこそ、一緒に観た人と感想を語り合いたくなる作品だと感じました。
初めての劇場版とは思えない大ヒット
作品そのものだけでなく、興行成績にも驚かされました。
『映画ちいかわ』が特にすごいのは、シリーズ作品ではない初めての劇場映画でありながら、公開直後から非常に高い興行収入を記録したことです。
公開3日で22.4億円です。
通常、公開3日間で大ヒットとなる作品は、
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『名探偵コナン』『ドラえもん』『ポケットモンスター』など長年続くシリーズ作品
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『鬼滅の刃』『呪術廻戦』のような社会現象級ヒット作の続編
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ディズニーやピクサーなど世界的ブランド作品
であることがほとんどです。
一方、ちいかわはSNS等から人気が広がった比較的新しいコンテンツです。
それにもかかわらず、初めての劇場映画でこれだけの数字を記録したことは、作品そのもののブランド力と公開前からの期待の高さを物語っています。
かわいいだけではなく、大人も夢中になる深いストーリーが、多くの人を映画館へ足を運ばせた理由なのかもしれません。
※興行成績に関する内容は報道を参考にしています。
まとめ
今回はランニングとはまったく関係のない記事になりました。
「ちいかわ=かわいい作品」というイメージだけで観に行くと、そのギャップに驚くかもしれません。
かわいいキャラクターたちの物語でありながら、復讐、命、秘密、そして正義とは何かを問いかけてくる作品でした。
観終わったあとも、「何が正しかったのか」と考え続けてしまう映画。
だからこそ、多くの人の心に残り、大ヒットにつながっているのだと感じました。
ランニングで体をリフレッシュするのも良いですが、たまには映画で心を動かされる時間もいいものですね。
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